祝賀会の喜び
先月、去年までアルバイトとして働いてくれていた元社員が第一志望の大学に合格したのでその祝賀会を、弊社の若手社員が企画してくれました。その元社員とは、私の甥っ子です。2年生までアルバイトを頑張ってくれていましたが、受験勉強に専念するために退職。この春、北九州の某国立大学への合格を果たしました。
家族の絆と成長
私が結婚したのは21歳。そして彼が生まれたのは私が24歳の時です。
彼は私の妻の弟の子供です。その頃私たち夫婦には子どもがいなかったこともあり、まるで息子のように彼を可愛がってきました。1歳から我が家に泊まりにくるようになり、一緒に旅行やお出掛けもたくさんしました。
妻の親族は、親族間で飲み会やイベントなどが頻繁に企画され、年齢や立場に関係なく対等に接する風通しの良い関係性がとても魅力的で、そんな環境の中で甥っ子も多くの学びを得ながら成長してきました。
彼は地元の小・中学校を経て公立高校に進学し、充実した学生生活を送りながら、努力を重ねて志望校への合格を勝ち取りました。
合格発表の日には自分のことのように胸がドキドキしてとても心配になりました。合格の知らせを聞いた瞬間は本当に感動して、心から嬉しく思いました。
出会いの影響
彼の成長を見てきて改めて感じるのは、幼少期における『周りの大人の影響』の大きさです。子どもは日々、周りの大人の何気ない会話や行動、価値観に触れながら、人としての基盤を形成していくのではないかと思っています。
彼は幼少期から常にニコニコしていて、おおらかな性格で、周りの人たちに可愛がられる存在でした。
会社でも2年間という短い期間でしたが、社会経験を高校生の内から学び、退職時には皆に惜しまれながら送り出されました。
もちろん、今回の結果は本人の努力が最も大きく影響したことは間違いありません。
しかし、それと同時に彼が人生における出会いを大切にしてきたことも大きかったのではないかと思います。
未来への願い
彼の今回の結果を見て、自分自身が今の立場で満足することなく、彼に負けないように努力を重ね、常に学んでいかなければならないと強く感じました。
これから彼は新たな環境で、挑戦の日々が続いていくことでしょう。
その中で楽しいことだけでなく、様々な壁にぶつかりながら、さらに成長していくことを期待しています。
4月からは寮生活を始めたので、会う機会は少なくなりますが大学生活の様子を聞くのを今から楽しみにしています。
いつか何十年後かに成長した彼が会社に携わってくれたら…なんて、淡い期待を抱きつつ、これからも彼の姿を見守っていきたいと思います。
おまけエピソード
1年前に第一志望の大学に合格したら海外旅行に連れていく!という約束をしていました。夏休みに行く予定なので帰ってきたらブログで報告させていただきます。どこの国に行くのかはお楽しみに!