2025年 大阪・関西万博 体験記

 

ゴールデンウィーク明けの週末、家族や親族を含めた総勢11名で、大阪・夢洲で開催中の「大阪・関西万博2025」へ行ってきました。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。前回の「愛・地球博」から20年ぶりの日本開催とあって、世界中の最先端技術やアイデアが集結し、未来の暮らしを体感できる一大イベントです。行く前からワクワクが止まりませんでした!

 


 

スムーズな入場とフランス館の驚き

10時半の入場時点で既に長蛇の列ができていましたが、意外にも10分ほどでスムーズに入場できました。
最初に目に入ったアメリカ館は行列が長く、比較的空いていたフランス館へ。約20分並んで入場すると、ルイ・ヴィトンのモノグラムをあしらった部屋やセリーヌをモチーフにした展示など、お洒落な国フランスらしい洗練された空間に早くも心を奪われました。

 

 

パビリオン予約の壁と「ギニアビサウ共和国の日」

フランス館があまりに素晴らしく、他のパビリオンにも期待が高まり、公式アプリで予約を試みたのですが…全く取れず。
周囲もスマホと格闘している人だらけで、予約は大きな壁でした。

この日は「ギニアビサウ共和国の日」で、ステージではその国の文化が紹介されていました。プログラムには【国立バレエ】と記載があり、娘がバレエを習っているため興味津々で鑑賞しました。ところが、ギニアビサウ共和国の国立バレエとは、アフリカンダンスとアフリカの太鼓ジャンベを中心にその各民族に伝わるダンスと音楽をそれぞれ組み合わせてエンターテイナーショー的な構成にしたもので、予想外の内容に娘はずっと苦笑いでした。ただ日本でこれらのショーを見れる機会は中々ないと思いますので良い思い出になったと思います。

 

高級ピザと大屋根リングの迫力

パビリオンだけでなく昼食のレストランはどこも予約でいっぱい。ということで、娘希望のイタリア館横にあるキッチンカーで「マルゲリータピザ」を注文。一切れ1,600円という高価格…。ただ、その価格帯でも大行列でした。

その後向かったのは、万博の象徴「大屋根リング」。直径約615メートル・周囲2キロの世界最大の木造建築で、上からの景観は圧巻。日本の建築技術の高さを実感しました。
その圧倒的なスケール感は、まるで『進撃の巨人』の壁のようで心が震えました。

 

 

最後はアメリカ館で締めくくり

結局、ほとんどのパビリオンは予約が必須で断念し、最後に1時間半並んでアメリカ館へ。
NASAの展示やスペースシャトルのアトラクション、月の石の展示など、大人も子どもも夢中になる内容で、よい締めくくりになりました。

 

総評:一度では味わい尽くせない。次こそリベンジを!

今回の万博は感動と驚きの連続でした。
フランス館の美しさ、食事の価格に笑い、大屋根リングの壮大さ、アメリカ館のワクワク感…。どれも記憶に残る体験ばかりでした。

ただし、パビリオンの予約は想像以上に難しく、事前準備の重要性を痛感。結果的に入れたのはフランス・ベトナム・アメリカの3館のみ。
やはり公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」を活用し、2か月前・7日前・当日などの複数の予約手段を駆使することが鍵のようです。

一日では到底回りきれないため、秋頃に再訪を計画中。次回は日本館など、見逃したパビリオンを中心に、しっかりと事前準備をして臨みたいと思います。

 

 

おまけ:通天閣でスリリングな体験!

大阪観光の一環として、初めて通天閣にも上ってみました。
現地には全長60mを約10秒で滑り降りるスライダーがあり、大人も子どもも夢中で挑戦!

予想以上のスピード感に大盛り上がりだったものの、到着地点では展望台に並ぶお客さんがびっしりで、テンションMAXの私たちはかなり目立っていました(笑)。
通天閣に行かれる方は、ぜひ挑戦してみてください!